6回から猛追も勝利に届かず 夏季北海道大会北北海道大会
本日行われた夏季北海道大会北北海道大会の1回戦、白樺学園は6−8でクラーク国際高校(空知代表)に敗れた。最大8点差、5回まで無安打で抑えられていたが6回裏からチーム一丸の追撃。片山のチーム初ヒット、宍倉や業天主将のタイムリー、宮浦の二塁打、9回には片山の本塁打も飛び出し4イニングで6得点も惜しくも2点差で敗れた。(荘司)
クラーク 320 021 000 8
白樺学園 000 003 201 6
投手ー捕手:片山、坂本武(2回一死から)、葛西(7回)ー業天
本塁打 片山(9回)
二塁打 宮浦(7回)
初回先頭バッターに二塁打で出塁を許し、送りバントが内野安打で一、三塁。内野ゴロの間に1点を許したが次打者から三振を奪い二死。最小失点で切り抜けられるかと思われたが、渾身の投球を叩かれ2点本塁打をあびこの回あわせて3失点した。
二回は2本のヒットと二塁打で2失点し5点のリードを奪われた。二回一死で坂本武がリリーフ登板、後続を断った。
三回と四回も無失点で気合いの好リリーフが光った坂本武だったが、5回に二死二、三塁の場面での投球がワイルドピッチとなってしまい1失点、次打者に二塁打をうたれ0−7とリードを広げられた。
ここまで相手に効率良く得点を与える形になってしまった。
6回からは2年生の葛西が登板。この回本塁打を浴び0−8としたが、先輩から鼓舞されるかのように制球よく好投、以後強力打線に対し9回まで失点を許さないピッチングだった。
攻撃では5回まで無安打に抑えられていた白樺打線。8点を追う6回裏、細谷が四球を選び出塁、一死から片山がチーム初ヒットを放ち一死一、二塁。二ツ森が四球出塁で一死満塁。宍倉が2点タイムリーを放ち2−8。次打者玉置がライト前ヒットで一死満塁。業天主将がセンター前へタイムリーを放てい3−8とした。
7回は細谷が死球出塁すると、宮浦がチーム初の長打の左中間に二塁打で二、三塁。片山は内野ゴロで三塁ランナーが生還し4−8。次打者たおれ二死一、三塁から宍倉のセンター前ヒットで1点をかえし5−8と三点差に詰め寄った。
3点を追う最終回、先頭たおれ一死ランナー無しで、片山の放った打球はセンターバックスクリーンへ。本塁打となり6−8と2点差に詰め寄った。しかしその後得点ならず6−8で試合終了。
6回以降にみせたチーム一丸の追撃、勝利への執念はあと少し及ばず昨年夏は出場を逃し念願の北大会出場の3年生にとっては最初で最後のスタルヒン球場でのプレーとなった。
無観客試合のためスタンドからは声援はなかったが、ナイスゲームに大きな拍手が送られていた。
選手のみなさんお疲れさまでした。関係者の皆さんありがとうございました。
あたたかい応援ありがとうございました。